「目の前を飛ぶ鬱陶しいコバエ」「窓を開けていないのにノミバエの死骸が大量に落ちている」目の前をちょこまか飛び回るノミバエ。いくら駆除してもキリがないし、キッチンを飛び回られるとスプレーも使いにくい…一度ノミバエが大量発生してしまうと駆除するのが厄介です。この記事ではそんなノミバエの発生源、対策方法、駆除方法をご紹介します。
ノミバエの発生源
部屋を開けていないのに発生するノミバエですが、ノミバエは腐敗した動物質、植物質、漬物、堆肥、ごみ、下水溝や浄化槽のスカムなどを産卵場所とします。長年の現場経験から、家庭に発生するノミバエの発生源は以下のような場所が発生源となっている事が多いです。
- キッチン排水口
- 生ゴミ
- 汚水枡
基本的に一般家庭では生ゴミ、水回りのヘドロ、調理カス、食べカス部分に発生する事がほとんどのため水回り部分からの発生が9割以上を占めます。汚水枡内部に残るヘドロや汚物もノミバエの産卵場所になります。
ノミバエの駆除と対策方法
ノミバエの駆除や対策を行うには発生源を除去する必要があります。
生ゴミの処分
夏場になると生ゴミによってくるノミバエですが、発生源となる生ゴミをこまめに処分すれば、生ゴミが発生源となる場合はそれ以降発生することはありません。ただし、マンションや建物の決まりで毎日ゴミが処分できない場合は忌避剤を使用することをお勧めします。
生ゴミや食べカスなどがノミバエが発生しやすい部分に上記のスプレーを散布する事で忌避効果によりノミバエの発生や繁殖を抑える事が可能です。建物のルールによりゴミの処分がすぐに出来ない場合は忌避スプレーを使用することをオススメします。
水回りの洗浄
ノミバエの発生源のほとんどは水回りが原因です。
パイプユニッシュを使用して排水管に付着する汚れやヘドロの洗浄を定期的に行いましょう。被害が軽度や中度であれば、パイプユニッシュでもノミバエの発生源となるヘドロを落とす事が可能ですし、こまめに配管洗浄する事で、ヘドロを住みかとするノミバエやチョウバエの予防対策にもなります。
高圧洗浄を行う
上記2つの方法を行ってもノミバエが発生する場合には、長年の汚れにより蓄積した頑固なヘドロにより被害が重度になっています。ヘドロが排水管に固着してしまうと洗浄剤での処理は難しいため専用の高圧洗浄機を使用しヘドロを洗浄する必要があります。
家庭で高圧洗浄を行う場合はケルヒァーと専用ホースを使用して行う事で配管洗浄を行う事が可能です。以下の場所に使用しましょう。
- 汚水枡
- 室内水回り排水管
ただし、ここまでくると機械の購入費用も高額ですし、配管洗浄には専門的な知識が必要なためここまでくる場合はプロの駆除業者に依頼するべきでしょう。
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